現在好評上映中の「君を想って海をゆく」に関する素敵なコメントをいただき、相生座キネマ8月号にも掲載しております。
その文章をご紹介させていただきます(*^。^*)
≪映画の友 いつこさんより≫
「君を想って海をゆく」
おだやかに暮らす家族との生活、サッカー選手を夢みて仲間と語る日々、愛する人を想う大切な気持……17才の青年ビラルはクルド人がゆえにイラクから命がけでいくつもの国境を超え、4.000Kmを歩いて歩いて仏最北端の都市カレにたどり着いた。
ドーバー海峡を挟んで恋人のミナが住むイギリスを臨むカレでのビラルの物語は始まる。ビラルに関わる水泳コーチシモンと妻マリオンの生活信条から見えてくるものは……
難民に手を貸すことが犯罪とされてしまう仏政府の実情。それを浮き彫りにするのがビラルと彼らとの強い絆である。
フィリップ・リオレ監督と移民担当大臣との論争も監督の意図としたことではと思えてくる。
2009年仏で大ヒット!! 欧州で高く評価された映画。
昨年公開された映画「闇の列車、光の旅」(メキシコの少年と少女の米国への過酷な旅)が思い起こされた。混迷の祖国を捨てた人々に不寛容な先進国の現状と帰るべき母国を失う人々の悲しみが突き刺さる。だが両作品とも若者の“ひと”を想う真情のみが希望に輝いて美しい!!
その文章をご紹介させていただきます(*^。^*)
≪映画の友 いつこさんより≫
「君を想って海をゆく」
おだやかに暮らす家族との生活、サッカー選手を夢みて仲間と語る日々、愛する人を想う大切な気持……17才の青年ビラルはクルド人がゆえにイラクから命がけでいくつもの国境を超え、4.000Kmを歩いて歩いて仏最北端の都市カレにたどり着いた。
ドーバー海峡を挟んで恋人のミナが住むイギリスを臨むカレでのビラルの物語は始まる。ビラルに関わる水泳コーチシモンと妻マリオンの生活信条から見えてくるものは……
難民に手を貸すことが犯罪とされてしまう仏政府の実情。それを浮き彫りにするのがビラルと彼らとの強い絆である。
フィリップ・リオレ監督と移民担当大臣との論争も監督の意図としたことではと思えてくる。
2009年仏で大ヒット!! 欧州で高く評価された映画。
昨年公開された映画「闇の列車、光の旅」(メキシコの少年と少女の米国への過酷な旅)が思い起こされた。混迷の祖国を捨てた人々に不寛容な先進国の現状と帰るべき母国を失う人々の悲しみが突き刺さる。だが両作品とも若者の“ひと”を想う真情のみが希望に輝いて美しい!!
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